韓国焼肉

韓国に来て焼肉を食べようとする時に(初心者編)

日本では、最近「チーズダッカルビ」が人気だと飲食業界に働く高校時代の友人に聞きました。いきなりFacebookのメッセンジャーでチーズダッカルビの写真を送りつけてきて「知ってるか?」と尋ねられましたが、正直よくわかりませんでした。

そんな風に韓国の新しい料理メニューが日本に進出するのも早いという昨今において、今日のタイトルはどうかと思うのですが、日本には以前から「焼肉」という飲食の業態があり、韓国と同じかというと似て非なるものだったりするわけで、韓国に来た人に「焼肉食べたい」と本場の美味しい焼肉食べるような感じで言われると、悩んでしまうことがあります。

そんなわけで、基本的には韓国に日本スタイルの「焼肉」はなくて、言わば韓国スタイルの焼肉となるとどういうものなのかをちょっと分類しておこうかと思います。出張などの際の参考になればと思います。(なるかなぁ?)

定番プルコギは韓国ではあまり人気がない(気がする)

日本から来た方が「焼肉食べたい」じゃなくて「プルコギ食べたい」と言われることもよくあります。確かに「プル」は「火」という意味で、「コギ」は「肉」ですから、言わば焼肉なのでしょうか?

とはいえこういった場合、プルコギのお店に案内するわけですが、あまり人気がないのでプルコギのお店がどこにあるのか探すのが大変だったりします。プルコギはスライスした薄い牛肉をすき焼き味のような甘いタレに漬け込んで鉄板で焼く料理です。ご飯には合いそうですが、人気がないというか一般的でないというか、そんなに食べないのは確かなようです。

プルコギ

一般庶民は豚肉をよく食べる

で、オススメはなんといってもサムギョプサル。日本でもすっかり名前が知られましたね。韓国では豚肉が安いですからポピュラーです。豚肉の焼肉って感じでしょうか?

豚でも美味しい食べ方を知っているのが日韓での肉食の歴史の違いです。(多分)豚は脂に旨みがあります。この旨味を食べるのがサムギョプサルの醍醐味です。昔は冷凍豚の薄くスライスしたサムギョプサルを食べていたのですが、今そんな店を探す方が大変です。冷凍していない厚切りのバラ肉を味わいます。最近人気があるのは熟成肉を使った店でジューシーさが増して、なかなかの絶品だったりします。

サムギョプサルの店にはモクサル(首肉)というのもおいてあります。脂が少ないところなので、旨みが足らないかもしれませんが、その分タンパク質は取れるんでしょうね。豚の肉質を楽しめます。

ざっくりとの分類ですが、豚の焼肉というと他には「テジカルビ」というのがあります。こちらは豚を甘いタレで漬け込んで柔らかくしたものを焼いて食べます。冷凍サムギョプサル時代は、このテジカルビを好んで食べたものです。人気はサムギョプサルに押されて久しいのですが、サムギョプサルの店にある場合もあるので、試してみるといいかと思いますが、基本サムギョプサルと一緒に頼んでも一緒には焼けません。焼く網なり鉄板が違うからです。

まあ、そんな風に韓国スタイルの焼肉料理の店では多様な部位があるわけでもなかったりしますから、日本のような焼肉イメージと違ってくるわけです。

韓国式ホルモン焼きは「コプチャン」という

韓国のホルモン焼きは「コプチャン」というわけですが、小腸を「コプチャン」と呼ぶことからまとめてコプチャン料理と呼んでいる感じです。で、韓国だとホルモンは、値段が豚料理よりちょっと高いのです。牛の肉ですから。また少し匂いのする豚のホルモンもあったりして、店によってどういう品揃えかは入ってみなければ分かりません。

ホルモン焼きと同時に韓国式もつ鍋のコプチャンチョンゴルというものもあります。あまり食べた記憶がなくて(食べたことはあるはずですが)どんな味だったか思い出せません。

ミノはヤンもしくはヤンコプチャン、それから生センマイとかレバ刺しなんかもサービスで小皿に出てきたりします。

あと安い豚コプチャン焼きもあるのですが、これは激辛!学生たちに人気があります。が、辛すぎてオススメはしませんね、

牛肉の焼肉はどうなのか?

プルコギと並んで有名なのがカルビですね。あばらの骨つき肉を指しているのですが、牛カルビの店だと牛カルビ専門で割と接待用の食堂だったりします。京畿道の水原(スウォン)の水原カルビは有名で、確かに美味しかったですね。タレに漬け込んだものと、そうでないものがありますが、タレに漬けこんだものの方が安いのを見ると、美味しい肉はやはりタレなしで焼くことになるのでしょう。

接待用高級食堂風でない牛肉焼肉専門店もあります。ロースやヒレなどを出す店です。牛肉赤身の旨味を味わえっていうコンセプトですよね。それでも牛肉ですから準接待用って感じのお店です。基本は味噌やサンチュ、ニンニクと一緒に食べるスタイルだったりしますが、塩だけで食えっていうスタイルもあるようです。

食堂の数からするとサムギョプサルの店の方が圧倒的に多いので、どこにでもあって探しやすいのですが、牛肉の店になるとちょっとした事前のリサーチなどが必要になります。日本の焼肉とは違いますが、韓国式の旨味・味わいがありますから、ぜひ一度味わっていただきたいと思います。

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